矢野 藍秀 Yano Ranshu
天女の舞で染色を手がける矢野氏。
朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系列)やその他メディア多数出演。
世界が注目する染師とは。
矢野 藍秀
天然の藍染・本藍染の世界の代表者「矢野藍秀」
使用する藍は阿波(徳島県)の藍師佐藤昭人(無形文化財)による歴代継承してきた「白花小上粉」。江戸から明治に継承した時、「瑞一(ずいいち)」と言う評価を得て日本で唯一今も栽培し、すくも(藍を発酵させたもの。藍染の原料)をつくっています。
矢野藍秀にしか表現することのできない深みのある紺色が特徴で、世界が注目する藍染師です。
天然灰汁発酵建て
藍の葉を乾燥・発酵させた「すくも」と灰汁、石灰、ふすま、酒を混ぜて自然発酵させる日本伝統の藍染技法です。
染色に化学薬品を一切使用せず、手作業でじっくりと染め上げるため、繊維に優しく、深みのある美しい藍色が生まれます。
攪拌 かくはん
藍染職人が日々行う「攪拌(かくはん)」は、藍染の発酵を促し、染料の状態を整えるために欠かせない重要な作業です。
藍が常に理想的な発酵状態を保つための細やかな管理と観察が求められ、天候や季節の影響も受けやすいため、日々の作業で微調整を行います。
染色
手作業で一枚ずつ丁寧に染め上げる。繊維に藍の色を定着させるためにじっくりと時間をかけて仕上げています。
自然と人の手が織り成す一瞬の美。自然素材にこだわり、藍を育み、染めることに日々向き合う藍秀の情熱が、色合いの深みに現れています。
All natural
天女の舞は、自然と調和するために生まれた特別な一枚です。
オーガニックコットンを使用し、天然灰汁発酵建てで染め上げることで、化学薬品を一切使わず、環境にも肌にも優しい製品に仕上げました。
藍の深みと美しさが繊細に表現されたスカーフは、まるで自然の息吹を纏うような心地よさを感じさせてくれます。
装いに特別な彩りを添え、長く愛用できる逸品です。